愛は百薬の長

わんわんにのちゃんを愛でる @619O319

俺たちのニノフェス2016が終わった

先週虚しくも最終回を迎えたニノフェス2016ですが、せっかくブログもやってることだしぐだぐだ感想なんかを書きなぐる所存でございますよ。

そもそもニノフェスってなんぞや?って人もいるかもしれないのでざっくり説明。
ニノフェスは二宮くんが毎週日曜22時からbayFMでお送りしているラジオBaystorm内での企画(と言ってもいいのかは謎)。企画の趣旨は、ラジオ内で流す3曲を全て嵐のシングル曲以外(ここ重要)から二宮くんが選んで1ヶ月間(4回分)流すというもの。
わざわざこんなことしなくても嵐の曲流すでしょ(笑)とか思うかもしれないけど、ほんっっっっっっっっっとに流さないからね二宮くん。相葉くんなんて嵐の曲ばっか流してるってのにさあ!ファンはぷんすこしてるぞ!ってことで始まった半強制的にも二宮くんに嵐の曲をかけさせよう、あわよくば二宮くんの好きな嵐の曲知りたいな、っていうファンの下心丸見えの企画なのです。(二宮担のみなさん大丈夫ですよ。わたしもその下心丸出しの二宮担の1人ですからね。)


ってことで振り返り。まずは9月4日放送分。
この日のラインナップは
ひとりじゃないさ / 2011年 Face Down収録
helpless / 2000年 嵐1stアルバム収録
です。

……あれ?3曲じゃないの?って思ったみなさん。安心してください。3曲流してますよ。けど毎週3曲流すうちの1曲は必ず嵐さん最新シングルPower of the paradise、二宮くん曰く「リオ曲」をこれまた二宮くん曰く「大人の事情で」流しているので割愛します。

っていうか、二宮くん2016年に2000年の曲流すっていう懐古厨ぶりがすごい。なんならhelplessって久しぶりに聴いたくらいだよどんな曲か忘れかけてたよむしろ思い出させてくれてありがとうなのかもしれない。けど、よく調べてみたらニノフェス2015でも流してたらしいじゃないですか二宮さん。ほんとにこの2曲が大好きすぎるのか、それとも手を抜いたのか。出来れば前者であってくれと願うばかりですよ。

ひとりじゃないさを流したあとのコメントは、わたしがバタバタしてて聞けてないんだけどhelplessはなんか「ハッピーエンドの曲じゃないからぁ…」とかなんとかごにょごにょ言ってた気がする。もう記憶ないので翌週行きます。


9月11日放送分
Sync / 2014年 Bittersweet収録
Once again / 2008年 ドリアラ収録

この週はなるほどって思いました。
Syncは歌詞がぽいよね、二宮くんぽい。抽象的な感じとか、あの

ありがちな論法じゃ紐解けない

とか斜に構えてる二宮くんぽくて好き。
けど、Once againは正直意外だった。にのちゃんこういう暗めの重めの曲も好きなんだ〜っていう新しい発見。個人的にこの2008年頃のあらしさんの楽曲はガツガツしてて、THE肉食!って感じがして好きです。まあ大体あらしの曲を肉食系にしてるのはラップの人がそういう詞を書くからなんですけれども。このOnce againでも

より高く飛ぶために低くしゃがむことも僕らには必要

って詞があるんだけど、"より"ってことは今ももう高みにいるけどその上を目指すよ俺たちは的な野望がギラついててかっこいい。こういう詞を見ると、翔さんはいつでもその先を、もっと上を見据えてるんだなあって思わされる。

めちゃくちゃ脱線してしまったてへぺろ。何はともあれSyncもOnce againも翔さんのラップが入ってるので、磁石大好き芸人のわたしは勝手にそこに「もう〜♡にのちゃんったら翔さんの書く詞が大好きなんだから〜♡」という萌えを感じてましたとさ。ところでてへぺろってもう死語ですか?


9月18日放送分
イチオクノホシ / 2005年 WISH収録
途中下車 / 2004年 いざなう収録

ええ。そうですみなさんもうお気づきでしょう。懐古厨二宮和也の本領発揮です。けどな〜〜、この選曲ナイスすぎて二宮くん懐古厨だ(笑)とかっていじるのも可哀想になるくらいなんだよなあ。
先週のは何だったの?幻想?ってくらいのロマンティック選曲。まさにロマンティック天体観測状態。

イチオクノホシなんて

イチオクノホシの中の二人 こんな小さな物語は
あのとき僕らが出会わなかったら
今も きっと始まらない

まさに!ロマーーーーンティック天体観測ゥ!!!(櫻井さん風に)
二宮くんってお金にはシビアな癖してラブソングはロマンティックなの好きだよね。かわいい。
虹とかもロマンティックだもんね。かわいい。
そんな風には見えないけどもしかしてにのちゃん恋愛体質だったりするのかな?かわいい。
現場からは以上です。


9月25日放送分
JAM / 2004年 いざなう収録
花 / 2016年 パワパラ収録

はーーーーもうここまで来たら気持ち良いよ!この懐古厨め!!愛おしすぎないかい???てかいざなう好きね…
しかしJAMも名曲。二宮担になってからというもの、二宮くんの

追い詰めたはずが追い詰められてる 抱きしめたい

を聴く度にとてつもなく悶える病にかかってるので、今度いつかアラフェスあったら全力でJAMに入れようと思っているとかいないとか。初期のあらしかっこつけ時代はほんとにかわいいからみんな聴いて。若気の至りの背伸び感がかわいいから。げろかわだから。

あと花ね。急に今に戻ってきたね?ってびびったよ。タイムリープ激しすぎだよ二宮くん。
この週これ+大人の事情でパワパラも流してるからもうCD買わなくても平気だね。買ったけど。最後の手抜き感すごいよ。いやもしほんとに二宮くんが花大好きで「俺は花激推ししてるんだ!」ってことだったら申し訳ないから先に謝っとくね。疑ってごめん。
けど二宮くんのことだから(失礼)、「う〜〜ん、選ぶの面倒臭ぇな…あ、リオ曲のカップリングって何だっけ?花か…うん、これにしよ」って選んでるはず。これぞ二宮和也クオリティってもんよ。まあ花も大好きだけどねわたしは!!!


とまあ、何ら二宮くんの本質に迫れないまま2016年のニノフェスは幕を下ろしたわけですが、きっと来年も二宮担と二宮くんの壮絶な戦いは続くはずなのでみんな頑張ろうな!!おわり!

そうだ、書店員になろう。

結論から言うと、
学生ジャニヲタは書店でアルバイトしたらお得だぜ!
って話です。気になる方は続きをどうぞ。


まずこの記事を書こうと思った経緯なんですが(なんならすっ飛ばしてもらっても良いです)、わたし自身この前から地元の書店でバイトを始めまして。書店にしようと思った理由は、まあ楽そうだったからとか文学部だし書店向いてるかも、なんてすこぶる安直な理由なんですけども。バイトをしていくうちに、「あれ?もしかして書店バイトってジャニヲタ向けじゃね?」という気持ちがムクムク膨れ上がったわけです。以上!


なのでここからは

1 書店バイトのメリット
2 主な仕事内容
3 書店バイトのデメリット
4 まとめ

の順にどうして書店バイトがジャニヲタにとってお得なのかを書いていこうと思うよ!


1 書店バイトのメリット
まず書店バイトのメリットは、
雑誌を含む書籍が割引で購入できること。
わたしは嵐担なのですが、最近はいわゆるアイドル誌への露出は少ないものの、週間と月刊で発売されるTVガイドやテレビジョンなどのテレビ誌とnon-noやMOREなどの月刊の女性誌への露出が多いわけです(なんなら連載とかしてる)。ファンならすべて揃えたい!ところですが、これ全部買ってたら月に約4800円の出費。恐るべし雑誌…ぐぬぬ。ですが書店バイトをしていれば、これが割引になるわけです。わたしの働いているお店は一割引ですが、二割引のお店も中にはあるらしい。月に約480円の節約ですが、3ヶ月続ければCDシングルが1枚買えちゃったりします。もちろんテレビ誌だけじゃなくて、アイドル誌やメンバー出演ドラマ・映画の原作とかも割引で買えるので、担当グループによってはかなりお得になるはず。浮いたお金で買えなかったマンガとか買おうね!

そしてメリット2つ目。
みんな何かしらのヲタクだから何言ってもそんなに引かれない。
書店バイトしてる人ってほんとにみんな何かしらのヲタクです。少なくともわたしの周りはヲタクです。アニヲタだったりジャニヲタだったり。みんなそれぞれの世界観を持ってるので何言ってもそんなに引かれないし、わたしなんかバイト初日にレジ打ちを教えてくれていた先輩に「みづきちゃんってBLとか読んだりする?」って聞かれました。これにはさすがのわたしもびっくらこいたぜ。そんなバイト初日の新人にヘビーな質問できる人も働いてるのが書店です。むしろジャニヲタなんて何でもないくらいのレベル。みんな違ってみんないい。これが書店の世界です。ピースフル。

最後にメリット3つ目。
仕事がめっちゃ楽!!
このへんは後述の仕事内容を読んで貰えればわかると思うんですが、本当に楽です。わたしの以前のバイト先が飲食だったことも影響してるのかもしれないけど、動くこともそんなにないし、汗水垂らしてなにかをするってこともないです。立ち仕事ではあるけど、動かない分足にかかる負担もそんなにないので体力のない人も余裕でできるし、何より覚えることが少ない(当社比)ので楽です。あとこれは店舗によりけりですが、わたしの働いているお店は三階がコミックとCD・DVDのフロアになっていて、店舗自体もそんなに広くないのでコミックのレジで仕事をしていてもジャニーズの最新シングルが聞こえてきます。好きな曲かかってると楽しいよね。


2 仕事内容
最初に言っときます。
めっちゃ楽です(満面の笑み)
仕事内容は大きく分けて、レジ打ちと買取りと商品補充の3つ。あとは売り場の掃除くらいでめちゃくちゃ楽です(2回目)。わたしの入っている17時〜22時は常に忙しい、という感じじゃなくて時間によっては本当に暇でやることがない(笑)ので本の紹介が書いてあるポップを作ったり、特集コーナーなどの飾りを作ったり、いわゆる内職の時間になることもしばしば。買取りは商品の査定を1人で気ままにできるし、商品補充は補充しながら気になる本をチェックしたりもできます。商品補充という名の休憩時間とか言わない。閉店時間近くになってお客さんが減ると掃除も閉店時間前に済ませることも多いし、なにより飲食と違って全然汚れが少ないので学校の掃除より早く終わります。残業もほとんどないので、レジ金が合わないとき以外は速攻で帰れます。レジ金が合わないとき以外は。

そして上でも触れたけどポップですポップ。本だけじゃなくてCDやDVDにも付けられるポップを書く作業もそれなりに経験を積めばやらせてもらえます。ここにジャニヲタのジャニーズにかける情熱と愛情をすべて注げるわけです。担当グループに愛を叫べ!と言わんばかりのポップ作り、ジャニヲタなら楽しくないわけないじゃん…何年か働き続けたら趣味丸出しのブースができること間違いなし。


3 書店バイトのデメリット
まあデメリットというよりここもうちょっとどうにかなりませんか?的なアレなんだけど、本屋さんって如何せん時給が安い。いやほんとに。…え?田舎だからだって?何も言えねえ。
でもほんとに、当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないけど飲食とかに比べたら時給が安いんですよねえ。わたしの働いているお店は時給800円だけど昇給制だし労働環境が良いから文句は言えないんだけど、もっとがっつり稼ぎたい!みたいな人にはおすすめ出来ないかもしれない。それでも掛け持ちとかしてる先輩方もいるにはいるのでそこは自分のスタイルに合わせてもらえればという感じです。


4 まとめ
ここまで読んで書店バイトやりたいな〜って人が増えてくれたらわたしがちょっと喜びます。店舗によるけど髪色とかも厳しくないし、勤務中のアクセとかも結構自由です。ちなみに面接では高確率で最近読んだ面白かった本を聞かれるので用意しておくと良いかもねって感じでした。あと意外と出会いがあったりなかったり…??何だかんだ楽しくできるのでみんなもレッツ書店バイト!

重ねてきた思い出はまだまだ終わらないよ

親愛なる嵐さん。まずは17周年おめでとう。
何でもなかった9月15日がこんなに特別な日になるなんて、いつまでも大切にしていきたい記念日になるなんて、7年前のわたしは思ってませんでした。

「気付いたら好きだった」とか「いつの間にか目で追っていた」とか、恋をしたときに並べられるようなフレーズだけど、あなたたちとの出会いはそんな感じでした。

小学校卒業の年、10周年の記念番組の中の5人を見て「わたしもああいう大人になりたい」と思ったこと、今でも覚えてるよ。いつでも一生懸命で、真面目で、かっこよくて、楽しそうで、キラキラしてて、見てる人を笑顔に出来るような大人。あれから7年、ずっと嵐を追いかけ続けて、置いていかれないようにしがみついてきたわたしは少しでもあなたたちに近づけましたか。


10周年という大きな節目の年、ファンやテレビ番組っていう追い風を受けてアイドルのてっぺんを目指し続けていた嵐は眩しいくらいキラキラしてて、人ってこんなにキラキラ出来るんだって思ったのに、今のほうが7年前よりもっとキラキラしてるからずるい。ファンだけじゃなくて、もっと大きなものを巻き込むような、名前の通り嵐みたいなグループになって、その衰えない勢力のまま遠いところまで来てしまったなあって感じます。このままどこまで行くのかなんて想像もつかないけれど、先の見えない道でも不安よりも期待のほうが大きいのはあなたたちが一緒に歩いてくれるとわかっているからなんだろうね。

楽しいときに一緒に笑ってくれる。
悲しいときに一緒に泣いてくれる。
つらいときにそばで励ましてくれる。
歩幅を合わせて一緒に歩いてくれる。
そんな優しい人たちだから、一緒に歩きたいと、その先のもっともっとキラキラな未来を一緒に見たいと思えたんだよ。


17年前、嵐というグループ名に込められた「トップになりたい」という思いと、12年前相葉くんが言った「トップになるって夢、絶対叶えようね」って言葉。
がむしゃらに走り続けて、5人で手を取り合って叶えてしまったように思えるけれど、謙虚で向上心のある人たちだから、まだまだ上を目指すんだろうなあ。

8年前二宮くんが言った「誓って言えるのはこれが
嵐だ」。7年前5人が言ってくれた「5人でいる。ずっといる。」、その言葉通りこれまでもこれからもずっと5人でいてくれるんだろうと思っています。


わたしは嵐の17年間の半分も知らないけれど、きっとずっとお互いを思いやることのできる優しいグループだったんだろうなってことは想像できるよ。


潤くん。いつも夢の世界を作ってくれてありがとう。あなたの熱意がなきゃ、きっとここまで来ることすらできなかったと思うから。

二宮くん。いつもわたしたちのことを考えてくれてありがとう。誰よりも高いプロ意識はファンの誇りです。

相葉くん。いつも笑顔でいてくれてありがとう。その笑顔でわたしたちも、きっと4人も頑張ろうって思えるんだよ。

翔さん。いつも周りを見てくれてありがとう。その場の状況に応じて判断してくれるから、きっとみんな助かってると思います。

智くん。嵐のリーダーでいてくれてありがとう。リーダーらしくないけど、決めるときは決めてくれる世界一かっこいいリーダーです。嵐のリーダーは智くん以外ありえない。

4人でも6人でもなくて、この5人が嵐で、この5人じゃなきゃ嵐じゃないから。5人とも、嵐でいてくれて、嵐でいる未来を選んでくれてありがとう。

あなたたちがこれからも嵐でありたいと願うなら、コンサートの最後に「俺らの名前は何だ?」って何度も確かめるように問うなら、わたしたちが何度でもあなたたちの名前を呼ぶから安心してください。

先の山は風で超える 飛べる

嵐が山を超えられるように、ずっと風を起こさせてください。これからもひたむきに、がむしゃらに走っていくであろうあなたたち5人と一緒に走らせてください。

18年目も「この5人とみんな」で色んな世界を見られますように。最後にもう一度改めて、嵐さん17周年本当におめでとう。

完璧主義で頑張り屋さん

怖そうな人だなあ。キツそうな人だなあ。
って、7年前のわたしは思ってたわけだけど、そんなこと全然ないんだってわかるまでそんなに時間はかからなかったよ。

潤くんはわたしが嵐として知った1番最初の人。あの頃はドラマの役柄のイメージしかなくて、本当に怖そうな人だってずっと思ってました。そのときから、嵐を追うようになるまで3年間くらいはずっとそう思ってた時期があったこと、今更とても反省してます。

そんな潤くんの印象が変わったのは、嵐を好きになってすぐのことだったと思う。世紀の大実験SPで最年少らしくお兄さんたちと楽しそうにはしゃいでる姿を見たとき、めちゃくちゃびっくりしたよ。松潤もこんな風に笑うんだって。それから今に至るまで、潤くんの印象がずっと良い方向に変わり続けてるのがなんか嬉しいです。


完璧主義で頑張り屋さんな潤くん。本当はいちばん緊張しいな潤くん。紅白の司会で喋るときも、マイクを持つ手と声がちょっと震えていたり、コンサートの前も緊張して心拍数上がってたり。そういうところがみんなに可愛がられる理由なんだろうし、"嵐の可愛い末っ子"の部分が垣間見えてわたしは微笑ましいです。

17年前、やめようと思ってる人が3人いて、SMAPとバスケしたい人が1人いて。そんなグループに末っ子として放り込まれて、しかもアイドルでやっていきたいと思ってたのが自分だけで。そんな潤くんの不安なんてわたしには到底わからないけれど、嵐を嵐にしてくれたのは間違いなく潤くんのアイドルに対する熱意だったと思うよ。昔の話を雑誌で見る度に、潤くんがいてくれて良かったって何度も思います。

一見冷めて見られがちだけど人一倍の熱意を隠しているところ。涙なんて見せないように見られがちだけど人一倍感動屋さんなところ。最高のステージを作りたい一心で深夜まで打ち合わせをしてくれる頑張り屋さんなところ。潤くんの優しいところをたくさん知ることができる距離になって7回目の誕生日です。

いつかの国立競技場で、大雨の中潤くんの誕生日ケーキが運ばれてきたのを見て、いいお兄さんたちを持ったね、って少し羨ましくなりました。5人もファンも大雨でぐちゃぐちゃの中、キラキラな笑顔の潤くんが今でも思い出せます。

嵐の中にいながら、いちばん俯瞰で見ることができるのは実は潤くんだと思うし、だからこそ嵐をプロデュースできるんだろうね。毎回の趣向を凝らしたコンサートを見てると、それがひしひしと伝わってきて嬉しいです。完璧主義な人だから、ツアー中にも演出を少しずつ変えたり、何度も打ち合わせを重ねたり大変だろうなと思うけれど、それが潤くんなりの嵐の愛し方なんでしょう。それだけの熱量で、手塩にかけて育ててきたコンサートのファイナルでいつもこっそり涙ぐんでるのはそういうことなんでしょう。そういうところが潤くんらしいなと思います。

それと、ここ数年本当に丸くなったなあって思う。笑顔が柔らかくなったなと思う。前よりかっこつけなくなった潤くんがとても可愛くて愛おしいです。コンサートの最後で深々と頭を下げる潤くんを見て、顔が見えなくなっても手を伸ばして最後までわたしたちと同じ空間にいようとしてくれてるところを見て、どこまでもファン思いな人だと改めて思ったよ。潤くんの、コンサートでありがとうって全身で伝えてくれるところが大好きです。いつも幸せにしてくれてありがとう。


8月30日。夏の暑さに負けないくらいの熱量と、夏の終わりみたいに少し涼しげな視線を持ったあなたが生まれるにはぴったりすぎる日。

完璧主義で頑張り屋さんな潤くん、33歳のお誕生日おめでとう。いつまでもかっこよくて可愛くてちょっとおっちょこちょいな、嵐の可愛い末っ子でいてね。これからも嵐をよろしくね。33歳の1年間が素敵なものになりますように。今年のツアーもあなたとメンバーとたくさん笑えますように。

SMAPという存在

わたしはSMAPのいない世界を知らない。生まれたときからSMAPは、SMAPとしてこの世界に存在していたから、当たり前の存在だった。

日本中を騒然とさせた年始の報道から7ヶ月が経って、世間がその報道をどこかで気にしながらも忘れかけていたこの時期に「SMAP解散」の報道とはいかがなものかと思う。これが率直な感想だった。
だって、余りにも酷すぎる。世間が落ち着きを取り戻して、ファンも落ち着きを取り戻して、やっと当たり前が当たり前として戻ってこようとしていた、少なくともわたしにはそう映っていたのに。発表に至った経緯だとか、詳しいことは何も知らないけれど、今じゃなかったんじゃないのとは思う。


わたしはSMAPのファンではないから、SMAPは当たり前だったけれど、なくなったからどうということもないんだと思う。これは1月から考えていたこと。きっと今までも色々なものが世間や流行に流されて淘汰されてきたみたいに、なくなったらなくなったでわたしたちはそれを受け入れるしかないし、忘れていくんだと思う。そうやって世界は動いてきたし、これからもそう。対象のものが大きければ大きいほど、もちろん最初の衝撃は大きいし、その大小に関わらず最初は寂しいと思うけど。言ってしまえばそういうことなんだよ。人は悲しみに暮れているだけじゃ生きていけないって誰かが言ってたように。

わたしは、嵐のファンの1人として、今回も前回もSMAPというグループの凄さとその存在の大きさを思い知った。解散報道で、しかも4年に1回のオリンピックが行われている中、ここまで世間を動かせる存在は他にはいないと思うし、それこそがSMAPを王者たらしめるものだと思っている。

嵐のファンになってから、嵐とSMAPを比較する記事を何度も読んだ。その度に「カリスマ性」を話題にされ、あの頃のわたしは正直嫌な気持ちにもなったけれど、今なら「嵐にはカリスマ性がない」という言葉がストンと落ちるように感じる。ごもっともな意見だと認めているから。

SMAPはいい意味で個の力が強いグループだと外野から見ても感じるし、その強い個が集まれば足し算されてもっと大きな力になるのは言わずもがなである。そして彼らは外向きのグループだとも思う。バラエティに進出したり、現代のアイドルシーンに必要な舞台を切り拓くこともきっとSMAPが嵐のような内向きのグループだったら出来なかっただろうと思う。つまり、SMAPという存在がなくなるということは、現代に生きる全アイドルの原点がなくなるということなのではないか。

SMAPはいつもアイドルシーンの最先端を走っていた。「解散」という選択をした今回でさえも、近年のジャニーズの誰も成し得なかったことをやってのけているという点で、やはりどこまでも道を切り拓いていく人たちだなあと、不謹慎ではあるが思ってしまった。


ファン心理とは難しいもので、グループとして活動を続けて欲しいと願う面と、しかし彼らの決めたことなら受け入れるしかないという面を持ち合わせている。どうにか避けてきた、あるいは目を背けてきた現実がメディアを通じて、文面を通じて目の前に突き付けられる感覚がどんなものなのか、わたしにはわからないけれど、きっと何より、彼らの言葉で、声で、間のとり方で話して欲しいと思っているだろうし、それはファンだけではなく世間の声であったりもするんじゃないかと思う。

わたしは嵐のあれこれについてファンではない、言わば外野につべこべ言われるのが嫌いだ。彼らの活動を日々熱心に追っているわけでもないあなたに彼らの何がわかるんだと思ってしまうから。この記事を読んでいるSMAPのファンの方の中にも、わたしのような考えを持っている方がいたとしたら失礼なことをしている自覚はもちろんあるけれど、SMAPはそんな外野がつい口出しをしてしまうほどの、解散と聞いていてもたってもいられなくなるほどの存在だった。

SMAPを超えるアイドルは現れないと思う。もちろんそれに代わる2代目SMAPなんてもっての他であるし、名前だけで名乗って良いようなものでもない。メンバー内の溝があるからと言って、メンバーを入れ替えるわけにもいかない。5人は5人なりに、1人1人愛し方は違えどSMAPを愛していたからこそ活動休止でも脱退でもなく解散を選んだんだろうし、あの5人ないし6人でなければSMAPではないなんて、今更改めて言わなくたってわかることである。

いつの時代もかっこよく後輩たちにその道とあるべき姿を示してくれたSMAPの最後がこんなにもあっけないものだとは些か納得いかないけれど、決めるときはスパッと決める、それがSMAPの貫き通したかったかっこよさなのであれば、わたしは彼らの口から真実が語られることを願いながら、その日を待つしかないのだろう。

外野の乱文で申し訳ないけれど、これだけは言わせて欲しい。今までもこれからも、SMAPが偉大な先輩なことに変わりはないよ。

2年半振りに嵐に会ったわけですが

それがもう3ヶ月も前なんて信じられないですよね〜〜〜って話です。

今から約3ヶ月前の5月7日土曜日。
ARASHI "Japonism Show" in ARENA 広島公演
に参加してきました。レポ書く書く詐欺してたのですが、今更3ヶ月も前の記憶を手繰り寄せるよりも印象に残った場面を記したほうが良い気がしてきたのでそうします。レポというより感想なのでレポが見たいんや!!という方はブラウザバックしてね。



嵐のコンサートに参加したのは実に2年半ぶり3回目、LOVE以来だったのでコンサートに参加する感覚というか、モチベーションというか、そういうのが思い出せなくて、前日まで「うわ〜〜わたしどうしてたっけ?」なんて沢山の期待とちょっとの不安を抱えて過ごしていたわけだけども。いざ会場に向かうと思い出すんですよね。その場にいるみんなが同じものに向かってワクワクしてる、ふわふわ浮いてるみたいな感覚。会場に着いたときの感想は「そうそうこれこれ!これだよ〜〜」でした。

私情を挟むようで申し訳ないですが、今回広島公演の会場になった広島グリーンアリーナもとい県立総合体育館はわたしたち広島県民と切っても切れない関係にあります。街のド真ん中にあるし、旧市民球場とめちゃくちゃ近いし、なんならわたしはほぼ毎日通学に使うバスの中からそれを見ているわけでして。前日だってそこから徒歩5分の距離にあるカフェでバイトしてました。だから、グリーンアリーナって良くも悪くも本当に普通の場所で、まさかこの普通の場所があの日特別な場所になるなんて思ってもなくて、なんだか不思議な感覚。


とまあ、前置きはこのくらいにしておいて、本編に入ることにします。

まず、開演前の嵐コール。会場が小さいとあんなにも揃うものなんだと初めて知って、9年前に嵐がここにいたその瞬間に居合わせられなかったことにちょっと切なくなっていたら会場の照明が落ちて、ペンライトがふっと消えて、黄色い歓声が上がって、ああ、始まるんだと実感して。メインステージに5人の影が浮かんだ瞬間、いつもなら泣いてしまうのに何故か涙なんて落ちなかった。

会えない時間は君のことを
考えてたんだ いつだってそう

アリーナツアー、1曲目はこの曲しかないと思ってました。潤くんと二宮くんの声が響いて会場が息を呑んだような、彼らの紡ぐ一言一言を噛み締めるような。聴き入るって正にこういうことを言うんだろうな、っていう空気になったのを今でも覚えてる。いつかのコンサートで二宮くんが「ライブはどこにでもいるような普通の自分たちが神格化する瞬間だ(意訳)」と言っていたように、あの瞬間わたしたちの目の前にいたのは間違いなく「神格化」した5人だったと思う。

大サビでやっと5つの影に照明が当たって、5人の顔が肉眼で見えたときに改めてアリーナの近さを思い知って、冒頭でこぼれなかった涙がぼろぼろと溢れてしまいました。最初にただいまを聴いたとき、歌詞にある「おかえり」の部分を、9年前を知らないわたしが歌っても良いのだろうか、おかえり、なんてそんなこと言えるような立場なのだろうかと躊躇っていたけど、嵐は確かに広島に帰って来てくれていた。心からおかえりって歌えたと思う。泣きながらだけど。

思い出した 声の温もりに
振り返れば 息をするように
花は咲いた 夜明け前 空は急いだ

4曲目にアルバムからSakuraを持ってくるあたり、嵐らしいなと思った。この曲は歌詞もダンスも綺麗で、それでいて日本らしさを忘れていないからアルバムの1曲目に選ばれていたときも納得だったし、パフォーマンスも曲と相まって更に綺麗で目を奪われました。「美しい」って言葉はこのためにあるんじゃないかと思わされるくらい。ここからJaponsequeに繋がるんだけど、Japonsequeの和傘を使ったパフォーマンスはアリーナの近さだからこそあんなに綺麗に出来たんじゃないかと思います。かっこいいとか可愛いとかじゃなくて綺麗って素直に思えたのが新鮮でした。ショーという形で魅せることに特化したコンサートの真髄を見た気がする。


二宮くんのタップ→イン・ザ・ルームはただただ色気が凄かった。ステージの上の二宮くんにだけ照明が当たって、静まり返った会場に彼の刻むタップの音だけが響いて、みんながそこに注目して、息を呑んで歓声を上げて。まさに魅せるタップに進化していたので沢山練習したんだろうなと思ったけれど、歓声が上がる度にどうだと言わんばかりのお得意のドヤ顔を披露する二宮くんが愛おしくてたまらなかったです。しかもここから艶やかな声で「ルージュ」なんて響かせるもんだからこの人はずるい。かっこいいのわかっててやってるからね。二宮くんに限らずイン・ザ・ルームは嵐が強かにギラギラしてて、大人の色気が溢れ出してました。こういう普段とのギャップも嵐の良さだと思う。


翔さんのスネアドラムパフォーマンスも圧巻でした。二宮くんのタップは、1人でまさにソロだったけど翔さんドラムは沢山のジュニアを従えてのパフォーマンスで、わたしは確かにそこに帝王櫻井翔を見た。このあとこのジュニアを従える仕様は変更になったみたいで少し残念だけど、WSで1人でドラム叩いてる翔さんもかっこよかったです。この人の何がすごいかって、時間ないのにこんな難しそうなの練習して完璧にやってのけるところですよね。わたしは翔さんのそういうところが本当に好きだったし今でも好きです。


MC明けのEverybody前進。9年前のTimeを意識した選曲だったのかなあ。間奏踊ってるの初めて生で見たけど、9年前に同じ場所でこの曲を見ていた人にとってすっごく特別な時間だったと思う。最近嵐のベクトルがファンじゃなくて世間に向いていると言う人も中にはいるけど、全然そんなことはないしあの人たちの大切なところは何も変わってないんだって、智くんが間奏前に「間奏踊るぞー!」って言って翔さんが「間奏短い(笑)」って踊り終わったときに感じました。そんなふうに、神格化した5人が不意に普通の仲良し5人組に変わる瞬間がとても微笑ましくて好きです。


潤くんのDJタイムは何とも"魅せる"ことに重きを置いた彼らしい時間だったように思います。音と演出を映像として視覚的に魅せる。決して短くはない9年という歳月を遡るようにして組まれたDJのセットリストに合わせて目まぐるしく変わる映像をタブレットみたいな装置に映し出す我らがMJ。いつものことだけど、この人何やってもめちゃくちゃ様になっててかっこいいんだよ。嵐のコンサート隊長松本潤とこの9年をプレイバックしているような感覚が、ちょっとくすぐったかったです。(誰)


そしてDisco Starから始まった怒涛のソロメドレー。仮にもJaponismと銘打ったこのアリーナツアーでJaponismに収録されていないソロ曲を披露するという選択はきっとそれこそ"Show"だからこそ"魅せる"ことを注視したからこそ出来たことだと思うわけで。様式的にはアラフェスと近い魅せ方だったのかもな〜〜。ソロの選曲もそれと似たようなものだったし、ファンを意識していたのは確か。今回のアリーナツアーはドームツアーの延長という位置付けでテーマとして「原点回帰」という面を持ちながら、ファンに対して近い距離で「ただいま」と「ありがとう」を伝える面も持ち合わせていたと思う。きっとこの人気曲を集めたソロメドレーはその一環だったのかなあ。


ソロメドレーのトリであるT.A.B.O.Oのあと、しっとりと三日月の前奏が流れたときは正直ちょっと驚きました。この流れで三日月くるか、と。照明が落ちて、冒頭のただいまのときみたいに嵐だけが光って浮かび上がっているステージ。みんな同じ白いベールみたいな衣装でまた「神格化」したんだなあって素直に思いました。わたしの語彙力じゃ伝えきれないくらい綺麗で、切なくて、幻想的だったから早く映像化してください。この曲を切なそうな顔で泣きそうな声に乗せて歌う相葉くんがとても綺麗だった。

そしてマスカレード。わたしが一番楽しみにしていた、まさに待ち焦がれていた曲だったのもあって前奏が流れた瞬間冗談抜きに鳥肌が立ちました。さっきまで纏っていたベールを取り去ったマスカレードの衣装に身を包んだ5人がギラギラと光り始めたとき、何故かとても人間味を感じた。なんかもう、三日月との対比がすごかった気がします。上手く伝えられないけれど、三日月が「神」として触れられない、触れたら消えそうな儚くも美しい存在だとしたら、マスカレードはまさに「人間」という感じ。5人の纏う衣装と会場に飛び交うレーザー光が眩しくて、あの狭いアリーナのステージ上で、それを今まさに目撃している全員に「俺たちはここにいる」と主張しているような、そんなステージでした。

そしてBolero!へと続くわけです。Bolero!ははっきり言ってもう相葉くんのパフォーマンスしか記憶にない、それほどのパフォーマンスを彼は魅せてくれました。だって天井から垂らされた成人男性ひとりを吊るすにはあまりにも頼りないロープに登って、勿論命綱はあるものの、ぐるぐる回り始めるんだよ、光りながら。わたしのいた席から一番近いメンバーは潤くんで、相葉コールを始めたのも彼だったけれど相葉くんを映す目には微かに心配の色も宿っていたんじゃないかな。相葉、相葉、とコールしながらどこか祈るような。

相葉雅紀という人は頑張りすぎるからいつも心配になる。ファンのためなら、みんなのためなら、嵐のためなら、と無理に無理してしまう人だから、それをわかってるから。目の前で繰り広げられるパフォーマンスに素直に心を奪われながら、沢山練習したんだろうなとか、落ちたりしないよねとか、見てるこっちもハラハラするような、だけどエンターテインメントの一言じゃ片付けられないようなものでした。

そして智くんのマスクパフォーマンス。改めて、大野智って何でも器用にこなす超人なんだと思わされました。コンサートに行くと必ず「智くんってほんとすごい」と幾度となく思わされるんだけど、今まで以上にそう強く感じたのは、彼がそれぞれ趣向を凝らしたソロパフォーマンスのトリを務めたからであり、やっぱりそこでも持ち前の器用さと要領の良さを発揮してわたしたちに魅せてくれたからなんでしょう。動作のひとつひとつが綺麗で、なめらかで、彼だけ違う次元に生きてるんじゃないかと思った。やっぱり嵐のリーダーはすごい人でした。


アンコール前、本編最後の曲は僕らがつないでいく。
2サビ番終わりに二宮くんの目をズームして、瞳に吸い込まれるような映像が流れたのが本当に印象に残ってます。綺麗だったなあ。

あの日が伝える今日を つなぐ果てしない道
知らない時代(ばしょ)でそっと
誰かが 背中を支えてる

"道"がテーマのこの曲は嵐らしいわたしたちファンに向けての曲であり、ドームツアーを含めJaponismのツアーで掲げていたテーマ「原点回帰」への彼らなりの答えだったんだと、この曲をその場で聴いた今だから思えるのかな。彼らの言う"道"は「嵐が歩いてきた道」であり「これから歩いていく道」でもあり「ジャニーズ事務所の先輩方が創ってくれた道」。

時代が巡り 時間が流れて
違う明日を 追いかけても
きっと いつか この道に戻るよ
僕ら ずっとひとつ We're walking on the road
“僕らがつないでいく” 同じ道を…

この曲はそんな"同じ道"を5人とファンで歩く決意と、どれだけ違う未来を目指したとしても必ずこの道=5人で歩く道に戻ると、嵐の在り方を改めてわたしたちに示してくれた曲だと思うんです。生で聴いたときはめちゃくちゃ感動した。この人たちはこんなに大きくなったのにずっとファンのことばっかり考えてるんだから、ってオカンみたいな気持ちにもなりました。

16年目に嵐が出した「原点回帰」への答えはやっぱり「5人でいること」と「ファンといること」で、それはデビュー当時からずっと変わらずそこにあるもので。本当に良い意味で何も変わらないグループだなって思った、そんなアリーナ公演でした。


アンコールも勿論あったけど、わたしが感想として書きたかったのはこれだけなのでここで止めます。レポとも言えないような感想書き殴り記事見てくれてありがとうございました!おわり!

自担の熱愛報道を受けて思ったこと

先日、約5年ぶりに自担の熱愛報道が出ました。
それから3日、色んな記事を見て、色んなネットニュースも見て、色んなツイートも見て。思うところは色々あるけど、気持ちの整理がてら書きたくなったので書こうと思う。

以下、わたしの個人的な意見になります。
僻みとか嫉妬とか込みで色んなこと書くつもりなので見たくない人は見ないように。









にのちゃんまた熱愛か…
っていうのが第一印象。7日の夜にTwitter覗いたらTLがそれだったからすぐに分かった。もともと、二宮和也という人はそういう報道が多い人なのは重々承知だったし、過去の記事を何度もネット上で見ていたし、彼の年齢的にも結婚とか有り得なくはないと思っていたし、それを受け止める気でファンやってるつもりだった。でも、わたしが二宮担になってからこういう報道が出るのは初めてで、そうは言っても心にグサグサ来てて、ただただ情報源を探り、次から次に出てくる記事を読み漁ってました。

お相手のアナウンサーさんのことについて、徐々に明らかになってきた頃には少し気持ちが落ち着いてきてて、それも、記事に載っている写真に決定的なものがなかったからなんだけどね。載っていた3枚の写真は、どれもお相手のアナウンサーさんが二宮の住んでいるというマンションに出入りする姿だけ。あまりにも信憑性がなさすぎる。まあもしこれが仮に事実だとしても、相手はアナウンサーだし35歳だし、しっかりしてそうだしいいんじゃないのかなあ、なんてぼんやり考えてました。


事態が急変したのは、彼女のブログの記事をTwitterで見てからで。記事に添えられた写真にわざとらしく映り込む嵐グッズの数々と、二宮に関連するような書籍や商品。偶然にしては出来すぎてるんじゃないの?って素直に思ってしまった。

それからは証拠が出るわ出るわ。さすがに出すぎて笑ってしまった。っていうのがここまでの状況です。
ここから先は「アイドル二宮和也のファン」として書くね。



まず、ひとつめ。お相手のアナウンサーさんの自覚が足りなさすぎると思う。わたしも同じ女性だから、言いたい気持ちはわからなくもないけど、あなたの場合付き合ってるのは一般人じゃない。何万人ものファンがついているアイドル。アイドルっていう職業は、ファンが命なんだってことくらい考えなくてもわかると思う。まして番組でエンタメを担当してる人なら尚更。

バレなきゃいいと思ってたのかもしれない。だけどバレてしまったときのことは考えなかったのか、切実に聞きたいです。それだけ匂わせていて、ファンが気付かないわけがないんだよ。バレたら、気付かれてしまったら、何万人の夢を壊すことになってしまうのか。それが、アイドルという職業の彼にとってどういうことを意味するのか。もう少ししっかり考えて欲しかった。実際に今回の件で降りるという人も見かけるし、降りるまではいかなくても見る目が変わったという人も見かける。少なくともファンは悲しい思いをしてるとわたしは思う。アイドルと恋愛するってことは、いつ何万人ものファンを敵に回すかわからないということなんだよ。


それと、記事に書いてあることがすべて事実であるなら、周囲の人に彼のことを「俳優」だと紹介していたのがわたしは気に食わないです。ハリウッドに行ったときでも、彼は自分を「アイドル」だと言っていること、彼女なら知ってたんじゃないの。コンサートだって見に行ったなら、アイドルとして輝く彼をその目で見たんじゃないの。二宮くんがアイドルであることに、どれだけ誇りとこだわり持って仕事をしていたか、知らなかったわけじゃないと思う。本当に彼のことが好きなら、それならどうしてそんな彼の大切にしているアイドルという部分を肯定してあげないのか、って思ってしまう。

35歳っていう年齢もあるし、結婚したかったのかもしれないけど、それならしっかり自覚を持って、隠し通して欲しかった。これはわたしの持論だけど、アイドルと結婚することの条件って「結婚するそのときまでファンの夢を壊さないこと、ファンを悲しませないこと」だと思ってます。何度も言うようだけど、アイドルにとってファンは命なんだから。

少し自慢したかっただけなんです、と言っても、ファンがそれを「仕方ないよね、アイドルと付き合ってたらわたしも自慢したいもん(笑)」って許してくれるわけじゃないこと。二宮くんと付き合えるなんて確かに思ってるわけじゃないけど、やっぱり嫉妬とか僻みとかで嫌なことも沢山書かれるだろうし、SNSで誹謗中傷されるだろうし、ブログの記事だって探ってしまうのがファンだよ。特に女性ファンなんて、彼の幸せを願ってると言いながらもどこかで受け入れられなくて、相手の嫌なところを探してしまうものなんだよ。


そしてふたつめ。双方の事務所の対応が気に入りません。未だにノーコメントなんだよね。ジャニーズのほうから後追い報道みたいなのは全部規制されてるらしいから、まあ仕方ないと言えば仕方ないんだろうけど、せめてコメントくらいは発表して欲しかった。

釈明するなら釈明する、交際が事実で別れるというなら別れる、続けるというなら続ける。わたしたちが知りたいのはその部分であって、決してSNSやネットに流れ続ける事実かどうかもわからない記事じゃない。コメントを出してくれないから、それらを見て推察することしか出来ないだけなんです。

二宮くんの年齢も考えて、別れて欲しいというわけじゃないし、この際続けるなら続けるで堂々としていて欲しい。だから二宮くんの口から、本当のことが知りたいだけなんだよ。


最後に二宮くん。わたしは今回の件に関して、二宮くんに非があるとはほとんど思ってません。だって今までと違って写真撮られてないもんね。前まで熱愛報道の多かった二宮くんが、5年もそういう報道がなかったってことは、それだけ「アイドルの二宮和也」っていう夢を壊したくなかったから、それだけファンのことを考えてくれてたからだって勝手に思ってます。それで、今までよりガードを固くしたり注意したりしてくれてたんだと思ってます。二宮くんがファンのこと、嵐のことを考えてくれてることなんてテレビや雑誌を見てたら痛いくらいわかるし、ハワイのコンサートのとき、腰が痛くても笑顔で歌って踊り続けてくれてた二宮くんはわたしたちの大好きな二宮くんであることに変わりはないし。仮にコンサートに彼女を連れて来ていたとしても、まあある意味当たり前なのかなって思います。だって好きな人にかっこいいとこ見せたいって思うじゃん普通。

だけど、去年の智くんの件を受けて、二宮くんが何も思わなかったのならそれは間違ってると思う。あんなに悲しそうな顔をした智くん、見たことなかった。それはたぶん、わたしたちファンだけじゃなくて二宮くん含め、嵐のみんなも思ったんじゃないのかな。そのとき智くんのお相手のSNSが主な証拠になっていたこと、きっと知ってたよね。二宮くんは頭がいいから、自分たちもそうなる可能性があることもわかってたんじゃないの。それならどうして、一言でも気を付けてねと言えなかったのか。言ってたのに彼女が聞かなかっただけなら今回の件に関して、二宮くんに非はないと思います。

このあとに控えてるアリーナツアーやドームツアー、テレビ番組や誌面でも二宮くんはきっとそのままでいてくれるんだろうなって思います。いつものアイドル二宮和也で、わたしたちに夢を沢山くれるんだと思う。色んなことを言ってしまったし、この3日で色々考えすぎて沢山泣いたりもしたけど、わたしはやっぱり二宮くんが好きだし、二宮くんの笑顔を見ていたいから、あなたとの間にわだかまりを残したり、降りたりはしません。あと、もう二宮くんのことで悲しくて泣いたりもしない。


今回のことで、わたしも色んなことを言われました。「幸せを願えないのは本当のファンじゃない」だとか「二宮くんも年齢も年齢だし仕方ない」だとか。正直、そうなのかなって思ったし、今まで二宮くんのこと好きだった5年間を否定された気にもなったし、ファン失格なのかなって思ったりもした。だけど、わたしは決して二宮くんの幸せを願っていないわけじゃない。むしろ、いちばん好きな人だからこそいちばん幸せになって欲しいと思ってる。「アイドルとしての自分」を誇りに思っている二宮くんには「アイドル二宮和也」として幸せになって欲しいだけなんだよ。そのためにはやっぱりお相手はファンの認められるような人であるべきなんだよ。

今回の相手が本気だったのか、はたまた遊びだったのかわたしたちには到底分からないけど、仮に彼女と結婚したとして、「アイドル二宮和也」を支えてくれているファンが悲しむ未来しか想像できなかった。少なくともわたしにはね。


とまあ、こんなことを3日の内に悶々と考えてたわけで、なんなら木曜日のVS嵐をどういう気持ちで見ればいいのかわかんなかったくらいには凹んでたわたしだけど、見てしまえばいつもみたいに「にのちゃん可愛いな〜〜」って画面に向かって言ってる自分がいて、あれ意外と平気なんじゃんって思ったりもしましたはい。

このあと、この件がどういう終わり方をするのか、事務所に揉み消されて真相がわからないまま終わるのか、そんなことはどうでもいいし、二宮くんの人生は二宮くんが決めればいいと思う。だけど、アイドルであることを捨てないでほしい。彼女がいようが、結婚してようが、アイドル二宮和也としてわたしたちに夢を与える存在であってほしい。

ただ、恋愛をしてより一層輝くのはいいことだと思います。「メリークリスマス」だって、例えそれが彼女のために、たった1人の女性のために作られた曲だったとしても、この曲がいい曲なことは変わらないし、確かにこの曲を歌ってる二宮くんは可愛かったしかっこよかった。それでいいんじゃないの?って思うわけですよ。

だけど、恋愛をして、結果ファンの夢を壊すのは良くない。矛盾してるかもしれない。手厳しいかもしれない。沢山苦労してるのかもしれない。だけどそれは、二宮くんがアイドルっていう職業を選んだときから決まってたんだよ。アイドルにとって恋愛ってそういうものなんだってわたしは思ってます。

全部ガセネタだったときが怖いけど、とりあえずわたしの思ったことはこれで全部。もしほんとにガセだったら記事消します(笑)すっきりしたのでお風呂に入る。



以下、7/12の追記になります

この記事を書いてから、もう本人もしくは事務所からコメントが出るまでこの件に関しては見ないようにしよう、もしコメントが出なかったらそれはそれで終息に向かうだろうと思っていたんだけど、こういう話って見ようとしなくても入ってくるし目に付いちゃうんだよね。目に付いたものに関して言わせてもらいます。


まず、二宮くんを叩く人が多すぎる。確かに、彼女のブログに関して細心の注意を払っていなかった彼に非があるという考え方もあることは認める。だけど、本文に書いたように、今回の報道やネットの混乱、炎上のきっかけはすべて二宮くんサイドから漏れたものじゃない。なのに何故か彼を誹謗中傷する声が多いのは私自身とても疑問に思います。

宮城やハワイに彼女を連れてきていたこと、去年の智くんから何も学ばなかったのか、二宮くんに対して批判的な意見を書いている人たちはこんなことを言っているわけだけど、彼は決してそんな生半可な気持ちでアイドルをやっているわけではないこと、ファンなら知ってるはずなんじゃないのかなあ。何年彼のアイドルに対する思いを見てきたの?と聞きたいくらい。

もし八つ当たりとして彼に当たっているのなら、間違ってると思います。まして、その批判的な意見をわざわざSNSに投稿している人も中にはいるけど、そうやって彼の評価を下げることによって得られるものってなんなんだろう。もちろん今でも彼のことを信じているファンもいる中で、そういうことをするのは人としてなってないんじゃないかと思います。あくまでわたしの個人的な意見だけど。


もう事は進んでるし、過去に起こってしまったことを悔やんだり批判したりすることで今が変わるわけじゃない。何より悲しいのは、二宮くんを応援していた人たちが、今二宮くんに対して厳しい言葉を浴びせていることと、そういう状況を作り上げてしまったこと。仕方がないと言われればそれまでだし、彼の世間での評価がどのくらい下がるかはわからない。だけど、だからこそ、わたしはファンとしてまた二宮くんが楽しく活動出来る状況になるまで応援していたいと思っています。今はきっと、過去を振り返るより未来を見据えることの方がファンとして大切なんじゃないのかな。