愛は百薬の長

わんわんにのちゃんを愛でる @619O319

ネタバレに気をつけながら「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」完成披露試写会に行った話をします

時間がなくてかれこれ1ヶ月くらいブログを更新出来てなかったのですが、久しぶりにまとまった時間が取れるので更新しています!(in 新幹線の車内)

タイトルにも書いたとおり、ご縁があって9月25日に行われた「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」完成披露試写会にジャニーズFC枠で参加してまいりました。この1ヶ月、雑誌も含めほそぼそ健気に応募してきた身としてはFCから当選メールが届いたときは正直「そっちかーーい!(笑)」感が強かったのですが、日にちが近かったためそんなことも言ってられず、あっという間に当日になってしまったので未だに夢なんじゃないかとおもっている節があります...…が、公開よりひと足先に拝見したのでネタバレに気をつけながら映画の感想と舞台挨拶のレポ(と当日の流れを自分用のメモとして)をば。


当日の流れ
(知ってるよ〜ってひとは読み飛ばしてもらって大丈夫です)
今回の試写会の会場は国際フォーラムホールA。調べるとキャパ5000とかでめちゃくちゃ驚いたのだけど、まあ山手線の有楽町駅から近い近い(笑)有楽町駅と東京駅も激近なので、東京駅からでも歩いて行ける距離でした。ただ入口がたくさんあったみたいでちよっと迷った。

FC枠で当選した人たちはざっと900人くらいで、一階席はほぼFC枠だったとおもいます。当選番号によって集合時間が30分くらい違っていて、わたしは16時集合のグループだったのですが直前にゆっくりしすぎてちょっと遅刻しましたがギリセーフ。(心臓に悪いのでちゃんと余裕を持って行くようにしてね!)最初の集合グループだったからなのか、案内はしてもらえましたがこれたぶん最後のグループだったらやばかったかもしれない……

300人くらいが一気に集められて、自分たちで確認し合いながら当選番号の順番に並んでいき、並び終わると本人確認の時間に。わたしはもれなく未成年(しかも運転免許証未所持)なので、会員証と学生証、保険証、保護者承諾書を提示。保護者承諾書はその本人確認の際にスタッフさんに持っていかれます。本人確認が終わるといよいよ順番に座席券と引き換えるのですが、今回はランダム配布だったので当選番号が良い=良席ではなかったです。座席券を貰うと同時に、左の手の甲にブラックライトで照らすと浮かび上がるスタンプを押されるので、コンサートより全然本人確認厳しいな〜とおもった記憶。ここまでたぶん1時間くらい。ちなみにこのスタンプ、乾いたあとでもハンドクリームや日焼け止めを塗ると消えてしまうらしいので注意が必要です。

とまあ、あとは言われた開演時間までに座席に着くだけなので(開演時間過ぎると入場できないらしいけど)当日の流れはここまでにして、本題に入ります。


舞台挨拶
ラストレシピの舞台挨拶は本編上映後だったので、キャストの方々もネタバレとかはあまり気にせずに話してくださったのかな〜とおもいます。時間は30分くらい。本編上映後、スクリーンが上がった舞台上に客席側から見て左から西畑大吾くん、宮崎あおいちゃん、西島秀俊さん、二宮くん、綾野剛くん、滝田洋二郎監督の順。とにかく歓声がすごかった。真っ赤な背景に浮かぶ金字のタイトルとスモークと監督含むキャスト6人のシルエットがめちゃくちゃ荘厳でした。二宮くんは真ん中で背の高いふたりに挟まれてちんまりしていたのでかわいかったです。


めちゃくちゃ簡易な図で申し訳ないのだけど、この赤で塗った部分が花道みたいになっていて、そこにもラストレシピの文字がありました。登場して真っ直ぐこの花道を会場中央まで進み、そこでお手振りとかしててかわいかった。衣装はベージュのスーツに左分けちょい長めの前髪、イメージとしてはサロンパスのCMのこれ↓

WSでちらっと見た方もいるかもしれないですが、二宮くんが西島さんの腕を取ってお手振りしてました。子供かよ。舞台挨拶は舞台に戻って行われたのですが、舞台に戻る際に今度は剛くんの手を取ってお手振りする二宮くん。いや子供かよ。(2回目)

そしていよいよ舞台挨拶。(ここからはわたしの記憶力が仕事してなくて二宮くん以外はところどころしか覚えていないので、他のキャストの方々のファンの方に申し訳ない…!!)まずは、完成披露試写会を迎えた映画について一言ずつ。二宮くんはありがとうございますとお礼を何度も述べたあと、「コンサートとかでメンバーに"どんな映画なの?"と聞かれる度に僕は"お料理エンターテインメントだ"と答えてきたんですが、そういうことを冗談で言っても大丈夫なくらいの出来になっていると関係者試写のときから思っていた」というコメント。お料理エンターテインメントをお笑いエンターテインメントと言い間違えて恥ずかしそうにしてる二宮くんがちょーーーかわいくて泣いた。ヒィ(何)

綾野剛くんと久しぶりに共演してみてどうでしたか?の質問に対しては「剛ちゃんのことは信頼してる」「2人の空気感でやれたことは大きかった」と言ってましたね。綾野剛くんのほうも「ニノのお芝居を信頼してるので」的なことを仰っていたので相思相愛っぷりがまたたまらんかったです。

そして、映画の見どころ、ここ気付きましたか?みたいなところはありますか?という質問もあったのですが、ちょっとネタバレになりそうなので割愛します。(公開されたらちゃんと追記します)

最後に一言を求められた際は、「今日ここに集まった人たちは年齢も性別も性格も価値観もバラバラだと思うんですけど、人が"温かさ"を感じる温度はみんな一緒だと僕は思っていて。それはみんなに家族がいて、好きな人がいて、もしかしたら子供がいる人もいるかもしれないけど。その人生で絶対感じることの出来る"温かさ"の温度はみんなおなじで、この映画はその"温かさ"を感じられる映画になっていると思います。なので、映画館で初めての人たちとそれを感じて貰えたら」みたいなことを言ってました。前にも記事にしたけど、このコメントに関しては二宮くんの言葉選びに脱帽するしかなかった……まさに、この言葉どおりの映画だったのでなおさら。詳しいことはあとで書きます。

そして舞台挨拶中、個人的に好きだな〜とおもったのは、後輩の西畑大吾くんがコメントしてるときにずっと大吾くんのほうを優しい顔して見てる二宮先輩がいたこと。二宮くんが実はめちゃめちゃ優しいことは充分に知っているのだけど、大吾くんに向ける目がほんとうに優しくて、ちゃんとフォローもしてあげていて感涙ものでした……大吾くんめちゃくちゃに緊張しててかわいかった。

そのあと一旦キャストの方々は捌けて、取材陣の準備を待ってフォトセッション。その間にCMに使われるお決まりのやつの説明を受け、いよいよお決まりのやつの撮影に。二宮くんの「せーの!」→キャスト全員「この秋は!」→全員「ラストレシピー!」の流れだったのですが、司会の方の練習します?に対して「僕は練習とかしないんで」と一蹴する二宮くん(笑)その癖キャストだけでこそこそ練習しててめちゃめちゃかわいい。そして二宮くんが「ラストレシピー!」をマイク使って言ったら(客席の)みんなの声が聞こえないんじゃ……と言ってくれたので、そのへんの微調整をしてやっと撮影。その姿に仕事人だ〜〜と感動してしまいました。どうも、ちょろおたです。


映画の感想
極力ネタバレを避けるのでめちゃくちゃふわっとしてますが、それでもネタバレは絶対避けたい!という人は早めにブラウザバックしてくださいね!

Twitterでもこのように呟かせてもらっているのだけど、まずほんとうに料理がたくさん出てくるしそれに際した調理シーンも多かったです。撮影されたのが去年の夏頃で、ちょうどその時期のMUSIC DAYに二宮くんが絆創膏をして出演していたと一時期話題に(?)なりましたが、二宮くんの調理シーンではそれを思い出してちょっと感極まってしまった……、ちょろいおたくなので。

そして公式のフライヤーやCMで「70年に渡る壮大な愛の物語」を謳っているだけあって、改めて"愛"という大きなテーマについて考えさせられる、教えられる、諭される作品だったとわたしはおもいました。ひと口に"愛"と言ってもそれにはたくさんの種類があって、例えば恋人に対する愛、家族に対する愛、友達や仲間に対する愛……そのすべてがこの映画には詰まっていて、そこが、二宮くんの言葉を借りるなら人が温かさを感じる温度なんだろうな、と。そのさまざまな形の愛を、人はどのように受け入れ、また拒絶しながら生きているのか、みたいなことをすごく深く考えさせられました。

二宮くん演じる佐々木充は、公式サイトやフライヤーで"愛を知らない天才料理人"として紹介されています。その"愛を知らない天才料理人である佐々木充"が、ひとつのレシピについての謎を解いていくうちにいかにして"愛を知る"のか、いかにして"ひとりの人間としての佐々木充"になるのか、いかにして"マイナスからゼロになっていく"のか。また、そんな彼を彼といちばん向き合ったであろう二宮くんがどのように演じているのか。そしてその70年のすべてが繋がったとき、充はどうするのか。

ラストレシピ公開に先駆けて、二宮くんが度々インタビューで語っていたラストシーンについても、映画を見終わったら「そういうことだったのか……」と改めて演技者である二宮くんの才能に惚れる、そんな映画になっているとおもいます。そのくらい、二宮くんが監督に提案したラストシーンが良かった。あと最後にこれだけは言わせてください。この映画はエンドロールまで本編だと、個人的におもったのでエンドロールまでちゃんと見てくださいね!(土下座)


公開が1ヶ月ちょっとも先なのが待ち遠しいくらい、キャストの方々のファン以外にもひとりでも多くのひとの目に触れてほしい作品に、主演という形で二宮くんが関わっていること、ほんとうに誇りにおもいます。

そんなわけで、長々とお付き合いくださってありがとうございました!